食品工場勤務は見下されるのか。
結論から言います。見下してくる人はいます。でも一番きつかったのは、自分が自分を見下していたことでした。
10年食品工場で働いてきた人間が、正直に答えます。
マッチングアプリに「工場勤務」と書けなかった

一番正直に書くと、マッチングアプリで職業欄に「工場勤務」と書けませんでした。
理由はシンプルで、自分自身が工場勤務に対してネガティブな感覚を持っていたからです。ださいと思っていた部分がありました。
誰かがやらなければいけない仕事で、社会的に必要な仕事で、それはわかっています。でも「工場員です」と相手に言ったときにどう思われるかが怖かった。
10年やってきても、そこが解消されていなかったです。
これは自分だけじゃないと思っています。工場員として働きながら、どこかで「これでいいのか」という感覚を持っている人は多いんじゃないかと。
この感覚は、結婚や出会いを考える場面でも同じように顔を出してきます。
🔗 結婚を考えたときに感じたことはこちら→工場勤務は結婚できない?マッチングアプリに職業を書けなかった話【28歳の本音】
実際に見下されたと感じた場面
直接「工場員はダメだ」と言われたことはないです。
ただ空気として感じることはあります。
工場員だと話したときに会話が続かなくなる。「大変ですね」で終わる。転職の話をしたときに「そこから転職できるんですか?」という反応が来る。
悪意がある見下しより、「想定の範囲外だった」という反応の方が多い印象です。工場員という職業が相手の中で想定されていなかった、というだけかもしれないですが、それがじわっとくることがありました。
なぜ工場勤務は見下されるイメージがあるのか
工場勤務が見下されやすい理由を考えると、いくつかあります。
学歴・資格が不要なイメージ
未経験・学歴不問で入れる仕事が多いので、「誰でもできる仕事」というイメージがつきやすいです。実際にはそんなことはないですが、外からはそう見えます。
クリエイティブじゃないイメージ
毎日同じ作業を繰り返すという印象から、「考える仕事じゃない」と思われることがあります。
収入が低いイメージ
実際には夜勤手当込みでそれなりに稼げますが、「工場員=給料が低い」というイメージが根強いです。
10年いた人間から言えること
見下されるかどうかより、自分がどう感じているかの方が大事だと、10年経って思います。
自分が「ださい」と思っている状態で仕事を続けていると、じわじわしんどくなります。マッチングアプリに職業を書けないのも、その感覚から来ていました。
工場での10年で積み上げてきたスキルは、言語化すればちゃんと使えるものがあります。設備のメンテナンス・ラインリーダー経験・トラブル対応。転職活動で自己PRを書いてみたとき「ちょっともってる」という感覚になりました。書く前は「できることなくね?」と思っていたのに。
見下す人がいるのは事実ですが、そこに引っ張られる必要はないです。
工場勤務を続けるなら気にしない、辞めたいなら動く
見下されることへの対処法は、正直2択だと思っています。
気にしないと決める
工場勤務を続けていくなら、外からのイメージは変えられないので気にしない方がいいです。実際に働いている人間にしかわからない知識や経験があります。外からのイメージと実態は違います。
気になるなら動く
「工場員であることが嫌だ」という感覚が消えないなら、環境を変えることを考えた方がいいです。見下される側に居続けることのしんどさより、動くエネルギーの方が小さいことが多いです。
自分は後者で、今転職活動をしています。
まとめ

食品工場勤務は見下されるか。見下す人はいます。
でも一番きつかったのは、自分が自分を見下していたことでした。マッチングアプリに職業を書けなかった経験がそれです。
工場での経験はスキルになります。外からのイメージと実態は違います。気にしないか、動くか、どちらかを選んだ方がいいです。
まだ抜け出せていないけど、足掻いています。
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