工場員のお金のリアル【年収430万・手取り22万で貯金が増えなかった理由と、今やっていること】

副業・お金

工場で10年働いて、年収は430万円になりました。

でも、貯金はほとんど増えていません。

年収だけ見ると「それなりにもらってる」と思われるかもしれません。ただ、ボーナスを除いた月の手取りは22万円前後。家賃・食費・光熱費・スマホを引くと、自由に使えるお金は7万円くらいしか残りません。毎月貯金に回せるのは2〜3万円がやっとでした。

この記事では、工場員の貯金がなぜ増えないのかと、そこから実際に始めたこと(副業の考え方・NISA・ブログ)を、自分の数字のまま書きます。

工場勤務で貯金が増えない4つの理由

①給料が思ったほど上がらない

3社経験して、年収は300万→350万→430万と上がってきました。10年でこの上がり方です。

月の手取りにすると、毎年数千円〜1万円ずつ増える程度。生活費の上昇に追いつかれて、自由に使えるお金はほとんど変わりませんでした。頑張った分だけ貯金が増える、という構造にはなっていないのが製造業の現実だと思います。

②「年収」と「月の手取り」のギャップが大きい

工場の給料はボーナスの比率が大きいです。年収430万円と聞くと余裕がありそうですが、毎月の生活はボーナスなしで回すことになります。

家賃、スマホ代、光熱費、Wi-Fi、サブスク。固定費だけで月7〜10万円が消えていきます。ここに食費や日用品が乗ると、手元にはほとんど残りません。

③ストレス発散にお金を使ってしまう

夜勤や立ち仕事で心も体も削られると、その反動で休日にお金を使います。コンビニで好きなものを買う、外食する、ちょっとした衝動買い。一回は数百円〜数千円でも、月で見るとけっこうな額になります。

「このまま工場にいてもお金が貯まらないなら、今を楽しんだ方がいい」。消耗しているときほど、そういう投げやりな判断をしていました。

④お金の話をする機会がない

学校でも家庭でも、お金の勉強をした記憶がないまま工場に入りました。職場でもお金の話はほぼ出ません。

給料が振り込まれて、なんとなく使って、なんとなく余った分が貯金になる。この「なんとなく」を、19歳から10年続けてきました。

副業を考えたときにぶつかった壁

「給料が上がらないなら副業で」と考えるのは自然な流れです。ただ、工場員の副業には先に知っておきたい壁が2つあります。

副業申請はほとんど通らない

工場によっては副業の申請制度があります。ただ実態としては、「本業に支障をきたす恐れがある」という理由で却下されることが多いです。

始める前に、まず就業規則を確認してください。黙ってやってバレたときのリスクは、副業で稼げる金額よりはるかに大きいです。

体力を使う副業は続かない

居酒屋のバイト、デリバリー、倉庫作業。体を使う副業は、本業の工場と体力を取り合います。夜勤明けに肉体労働はほぼ無理でした。

工場員が選ぶなら、パソコンやスマホでできるもの、自分のペースで進められるものに絞った方がいいと思います。

実際に始めたこと

NISA:減るのが怖いなら「コーラの値段」で考える

投資は「ギャンブル」「減ったら終わり」というイメージがあって、ずっと踏み出せませんでした。考え方が変わったのは、株価をコーラの値段にたとえる話を知ってからです。

コーラが安くなっても、怖いとは思わない。むしろ安いうちに買っておこうと思う。株価が下がっているときも同じで、安く買えているだけです。全世界株式のインデックス(オルカン)なら、世界中の会社にまとめて投資できます。

毎月少額の積立なら手間もかからないし、副業ではないので申請の壁もありません。始めてから、積立を止めようと思ったことは一度もないです。

※投資は元本保証ではありません。始めるときは、金融庁のNISA特設ウェブサイトなどで仕組みを確認して、無理のない金額で始めてください。

ブログ:夜勤との相性は最高、でも時間がかかる

このブログも副業として始めました。シフト制だと昼間の予定は入れにくいですが、ブログなら夜勤明けでも休日でも、自分のペースで書けます。書いた記事が残り続けるのも魅力です。

ただ、収益が出るまでは長いです。正直、今もほとんど稼げていません。それでも続けているのは、工場以外のことに頭を使う時間ができたからです。

固定費を月に1つずつ見直す

一気に全部見直すのは無理なので、サブスクの整理から月に1つずつ。地味ですが、積み重なれば年単位で差が出ます。

一番変わったのは「最悪辞めてもなんとかなる」と思えたこと

NISAを始めて一番大きかったのは、金額よりも気持ちの変化でした。

資産が少しずつでも積み上がると、「最悪、工場を辞めてもなんとかなるかもしれない」と思えるようになります。実際の金額はまだ少ないです。でも「ゼロ」と「少しある」では、精神的な余裕が全然違いました。

辞められないと思い込んでいた頃は、本当に苦しかったです。逃げ道が一つあるだけで、今の仕事も転職活動も、冷静に考えられるようになりました。

まとめ:貯金が増えないのは、あなたのせいだけじゃない

工場勤務で貯金が増えないのは、サボっているからではないと思っています。給料の上がりにくさ、年収と手取りのギャップ、消耗からくる出費。構造的に貯まりにくい中で、みんな頑張って生活しています。

いきなり大きく変える必要はありません。就業規則を確認する、少額で積立を始める、サブスクを1つ解約する。どれか1つからで十分です。

19歳から始めていれば、と今でも思います。でも、知らないまま10年後を迎えるよりは、今から動いた方が絶対にいいです。

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