工場で10年働いてきて、体への影響を実感しています。
夜勤で体内時計が狂う。立ちっぱなしで足と腰が痛くなる。アルコール消毒で手が荒れる。マスクで肌が荒れる。何もしなければじわじわ体が削られます。
10年試行錯誤してきた中で、実際に効果があったことだけを書きます。
睡眠:アイマスクで夜勤明けの睡眠が変わった
夜勤明けの一番の問題は外が明るいことです。
体は疲れているのに、光が入ってくると体内時計が「今は起きる時間だ」と判断します。以前は帰宅して横になっても2時間で目が覚めていました。
遮光性の高いアイマスクを使い始めてから、6時間眠れるようになりました。
カーテンを閉めると部屋は暗くなりますが、隙間から光が入ります。アイマスクはそれを完全に遮断します。安いものでも効果はあります。夜勤をやっている人に一番おすすめしたいアイテムです。
目が覚めたあとの「体が休まっていない感覚」は完全にはなくならないですが、睡眠時間が伸びるだけで翌日の体の動き方が全然違います。
足:インソールで痛みがほぼなくなった

工場の安全靴は底が薄いです。
立ちっぱなしで作業していると、かかとと土踏まずへの衝撃がダイレクトに来ます。午後になると足の裏がじんじん痛くなる。これが毎日続きます。
インソールを入れてから、その痛みがほぼなくなりました。
靴自体を買い替えなくていい。1000円前後で買えるものでも全然違います。入れるだけで完了です。10年やってきてもっと早く試せばよかったと思ったアイテムの一つです。
腰痛がある人は、足への衝撃が原因のこともあります。インソールを試してみる価値はあります。
手:ハンドクリームを変えてあかぎれがなくなった
食品工場はアルコール消毒と手洗いの回数が異常に多いです。
消毒と手洗いを繰り返すと手が乾燥します。冬は特にひどくて、指の付け根があかぎれで血が出るようになりました。絆創膏を巻いて仕事するのが当たり前になっていた時期があります。
ニュートロジーナのハンドクリームに変えてから、あかぎれがほぼ出なくなりました。
ポイントはベタつきが少ないことです。工場の作業中はベタついた手では動けないので、塗ってすぐ作業できるものが向いています。
冬になる前から使い始めると効果を感じやすいです。
肌:マスクの蒸れ対策
食品工場は常時マスク着用です。
マスクの中が蒸れると肌が荒れます。特に夏場はひどくて、マスクの縁が当たる部分が赤くなったり、ニキビができたりしていました。
完全に解決する方法はないですが、マシになったことがあります。
休憩中にマスクを外して肌を休ませること。洗顔のあとに保湿をしっかりすること。この2つを意識するだけで荒れ方が変わります。マスクの素材を変えるだけでも肌への刺激が減ることがあります。
食事:夜勤中の食べ過ぎをやめた
夜勤中は眠気覚ましにお菓子を食べてしまいます。
深夜に何か口に入れないと頭が持たない感覚があります。ただこれが習慣になると、体重が増えるだけでなく睡眠の質も下がります。
夜勤中に食べるものを「消化の軽いもの」に変えてから、夜勤明けの体の重さが少し改善しました。
お菓子ではなくナッツや果物など、消化に負担をかけないものを選ぶほうが体への影響が小さいです。深夜に揚げ物や甘いものを大量に食べるのは、翌日の体に直接影響します。
メンタル:工場の外の時間を意識的に作る
体の話だけでなく、メンタル面も大事です。
工場という閉じた環境に毎日いると、じわじわ感覚が麻痺していきます。毎日同じ場所・同じ人間関係・同じ作業。何もしなければ思考が固まっていきます。
意識してやっていることは、工場の外の時間を作ることです。
休日に外に出る、友人と話す、このブログを書く。工場以外の世界と繋がる時間を持つことで、頭が少し動き始めます。工場の外の人間と話すだけで「ああ、そういう感覚もあったな」と思えることがあります。
まとめ:体への影響は放置すると積み重なる

工場勤務での体への影響は、急に来ません。じわじわ積み重なります。
気づいたときには「これが普通」になっていて、何がおかしいのかわからなくなっています。10年やってきて、早めに対策しておけばよかったと思うことがいくつかあります。
アイマスク・インソール・ハンドクリーム。どれも数百円〜数千円で試せるものです。体への投資として考えると安いです。
まだ抜け出せていないけど、体を壊さずに足掻き続けるために続けています。
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