「工場ってどんな感じですか?」
入社前にちゃんと教えてほしかったことがいくつかあります。
28歳、工場3社経験している自分が、入る前に知っておけばよかったと思うことを正直に話します。会社によって違う部分もあるけど、共通している話を中心に書きます。
覚悟①思ってるよりおもしろくない
これは会社によります。でも基本的に、想像してたよりは地味です。
「ものづくりってかっこいい」「自分が作ったものが世の中に出るって素敵」みたいなイメージで入ると、ギャップでやられます。実際は同じ動作を1日中繰り返したり、機械の前で数時間立ち尽くしたり。「ものづくり」というよりは「ライン作業」が現実です。
刺激や変化を求めるタイプの人は、たぶん向きません。
覚悟②立ちっぱなしで体への負担がデカい

工場勤務は基本立ちっぱなしです。
1日8時間以上、ほぼ同じ場所に立っている。足腰への負担は確実に来ます。20代のうちはまだ平気でも、30代に入ると確実にガタが来始める。腰、膝、足の裏、どこかしらに違和感が出てきます。
体力に自信があっても、毎日続くと別物です。
覚悟③仕事内容が思ったより多種多様

「工場勤務=ライン作業」だと思って入ると驚きます。
ライン業務だけじゃないです。TPM活動(設備保全)、メンテナンス、部品管理、書類業務、パートさんの管理。頭を使わない単純作業だと思って入ると、想像以上にやることがあって戸惑います。
逆に「単純作業以外もできる」とポジティブに捉えられる人なら、意外と向いてるかもしれないです。
覚悟④人間関係はゴミカスのことが多い

これは強めに書きます。
工場の人間関係は、正直ゴミカスです。怒鳴る上司、悪口大好きおじさん、陰湿に噂を流す人、手柄を横取りする人。同じ場所で長時間一緒にいるからこそ、人間関係の濃さも厄介さも段違いです。
会社によっては平和なところもあるとは思います。でも基本的に「人間関係は最初から期待しない」スタンスで入った方が、メンタル的に安全です。
覚悟⑤夜勤はしんどいけど給料はいい
夜勤がある工場なら、夜勤の存在は覚悟しておく必要があります。
体内時計が完全に狂います。食事も睡眠もリズムが崩れる。ただ、夜勤手当は地味にデカい。月の手取りが結構変わるので、お金のために夜勤を選ぶ人も多いです。
「夜勤は嫌だけど給料は欲しい」という葛藤と、ずっと付き合っていくことになります。
覚悟⑥めちゃくちゃ頑張っても給料は上がらない
これが一番伝えたいことかもしれないです。
仮にあなたが800万円のコスト削減を実現したとしても、それが給料に反映されることはほぼないです。実体験です。
会社のために大きな成果を出しても、給料に反映されることはほぼない。
これが工場勤務の現実です。「成果を出せば報われる」というマインドで入ると、確実に消耗します。
まとめ:それでも入るなら、覚悟と逃げ道を両方持つ

おもしろくない、立ちっぱなし、仕事の幅、人間関係、夜勤、給料が上がらない。
入る前にこれを覚悟しておくだけで、入ってからのダメージが全然違います。
正直に言うと、これから工場に入る人には「他の道も考えた?」と聞きたいです。でも事情があって入る、あるいはもう入っている人には、最初から逃げ道を作りながら働くことをおすすめします。
このブログも、その逃げ道のひとつです。
合わせて読みたい
給料のリアルはこちら→製造業10年目の給料のリアルを全部話す
人間関係のしんどさはこちら→工場の人間関係がしんどい理由を10年目が語る【逃げていい】


コメント